1.衣類、2.寝具、3.授乳、4.お風呂、5.お出かけ をテーマに5回に
わたってフランスで赤ちゃんを迎えるために準備したいアイテムを
ご紹介する2回目です。

寝具の準備は、
振り返ってみて何が必要だったかざっとリストにすると、
  1. ベビーベッド
  2. マットレスのシーツ
  3. ジゴトゥーズ
  4. おしゃぶり
  5. 赤ちゃんサイズのブランケット(寒い季節の場合?)
  6. リビングなどで寝ていられるクーファン
という感じです。


まず、ベビーベッド。

これは、買ってももちろんいいですが、
le bon coin で探すか、知り合いから譲ってもらうか
できる場合も多いのではないでしょうか?

うちは、旦那のいとこにjacadiのやつを安く売ってもらいました。
品質はばっちり。寝心地よさそうです。

家にbébéを迎えた当初は、常に見ていないと落ち着かなくて、
リビングでクーファンに入れて寝かせていたり、
抱っこしていないと眠らなかったりしたので、
これはもしやベビーベッド要らないんじゃないか?
なんてちょっと思っていたのですが、
しばらくすると、bébéが音に敏感になってきて、
生活音ですぐに目を覚ますようになってしまったので、
寝るときはリビングは無理で、
別室のベビーベッドで眠るようになりました。

本人も、静かで眠り心地がいいベッドが気に入ったみたいで、
気持ちよさそうに寝ています。

ちなみに、
le bon coinというのは、必要のなくなったものを一般人が
他人に売ることが出来るサービスで、
出品者と直接連絡を取って受け取りに行きます。

電化製品は、いざ使おうというときに壊れていたり
する可能性があってやめたほうがいいですが、
ベビーベッドみたいなものはいいと思います。

あ、でも、解体済みの状態だけ見て買って、
組み立ててみたら壊れてた、なんてことがあるかも。。。?

私たちは、このサービスを使って結構いろいろなものを買いました。


次の、マットレスのシーツ(Drap housse bébé)は、
2枚あれば足りると思います。
ジゴトゥーズを着て寝ているので、シーツが
汚れることはそんなにないです。

マットレスのサイズは、メジャーなものは
40×80cm、60×120cm、70×140cmがあると思うので、
自分のベビーベッドのマットレスのサイズを確認して買います。

私は、ここで買いました。
良かったです。
http://www.laredoute.fr/

シーツの下にしく、Alèse と呼ばれる防水シーツも念のため買いました。
今のところ、特に役立っていませんが、
後々、排せつの失敗もあるだろうし、
マットレスが汚れると非常に面倒だと思うので、
買ってよかったと思っています。


ジゴトゥーズはこんなやつです。
IMG_9002
フランスは、赤ちゃんを一人でベッドに寝かせる
ことが多いからか、お布団が顔に掛かって窒息したりしないように
なんだと思いますが、こういうジゴトゥーズというのを着て寝ます。

ベッドにはシーツ以外何も敷かず、これだけを着せて、
他には何も掛けずに、枕もなし、というのがフランスで指導される
寝かせ方です。
室温は、19℃と。

実際は、うまいこと毛布をマットレスに挟んだりして、
掛けてあげて問題ないとは思いますし、
私もそうしています。寒そうだし。

ただ、枕はなしでシーツだけで寝させたほうが、
頭の向きを親がコントロールしやすく、
頭の形を整えやすいのではと思います。

ジゴトゥーズは、2,3枚あれば足りると思います。

ジゴトゥーズも、衣類と同じで成長に合わせてサイズを大きくしないと
いけないのですが、最初は3か月サイズでいいようにと思います。
若干大きいかもですが問題ないと思います。
もっと小さいやつが1つだけあってもいいかも?


おしゃぶりは、いろいろ方針はあると思うのですが、
検診などに行ったりしたときに、泣き止まず、
静かにさせたいタイミングがあって、
助産師さんなどから、おしゃぶりはもっていますか?
と何度か聞かれたり(親の小指をしゃぶらせてもいいのですが)、
親の身体の上でしか赤ちゃんが眠らなくなったときに
助産師さんに相談したら、
赤ちゃんはお腹が空いていなくても
何かをしゃぶりたいタイミングがあるから、
おしゃぶりは役に立つよと言われて、結局使うことにしました。

赤ちゃんは、眠るのがへたくそだけれども、
おしゃぶりがあると、親が最後まで寝かしつけを
しなくても、1人で寝入ることができるみたいです。
ねんねトレーニングの一環で使って、時期が来たら
卒業できるといいなと思いますが、どうなるかな?と
いうかんじです。
フランスは使っている人多いですよね。


赤ちゃんサイズのブランケットというのは、
温度調節に便利だし、ちょっと出かけるときにも
チャイルドシートや抱っこ紐の上から掛けて
あげられるからです。
おくるみにもできますし。うちが冬生まれだから
かもですが、とっても便利でよく使っています。
暖かい季節生まれだったら、薄手のものにすればよいかと。
たぶん便利だと思います。


リビングで寝ていられるクーファンというのは、
いつもいつも寝室のベビーベッドの中にいるのではなく、
リビングに一緒にいるタイミングが絶対にあると
思うので、そういうときに赤ちゃんがいられる場所
が必要という意味です。

たぶん、そんなに立派なものは要りません。
よくあるかごみたいなやつでいいように思いますが、
床に直に置くとどんどん熱が奪われて冷えるかもです。

トランザットと言われるものは、平らではなくて、
背もたれが少し上がっている、
どちらかというと椅子的なものなので、
新生児の赤ちゃんには厳しいです。

うちは、平らに寝て移動できるベビーカー(何型というのか
わかりませんが)があったので、それを代わりに使ったり、
うちのソファーは平らで大きいので、
そこに授乳クッション(coussin d'allaitement)をU字型に置いて、
その中に寝かせたりしていました。


そのほか寝具としていろいろありますが、
必須ではなかったです。

例えば、
よく、ベビーベッドの内側に、柵に沿って
トゥール・ド・リを付けている人もいますよね。
個人的には必要ありませんでした。

というのは、
うちはベッドが、60×120サイズなのですが、
新生児には大きすぎて、
空間がありすぎて落ち着かなそうだったので、
これもまた授乳クッション
(coussin d'allaitement)をU字型にして
囲うようにしておいて、その中に寝かせたら、
心地よさそうに寝ていました。

ちなみに、この授乳クッションはけっこうクタクタという
感じの形が自由に変わるタイプです。 

トゥール・ド・リは、赤ちゃんが柵に
身体を挟んだりしないようにというのと、
心理的に安心感があるからだと思うのですが、
前者のポイントについては、
助産師さんには不要と言われました。
そういうのはもう考えてベビーベッドは作られているから
危ないことはないと。

あと、つけるなら、しっかり着けておかないと
倒れたら口をふさいだりする可能性があり、
危ないとのことでした。

というわけで今のところ使っていませんが、
大きくなってきて、授乳用クッションを
ベビーベッドの中に置くスペースがなくなってきたら、
心理的な安心感を与えるためには
買うかもしれません。


フランスでは、赤ちゃんを一人で部屋に寝かせる
ことも多いので、ベビーフォンといって、
カメラをつけて別室からチェックできる製品が
あります。
知り合いでも使っている人はけっこういます。

個人的には特に不要な気がします。

カメラがあっても常に見ているわけにいかないし、
定期的に見に行くのはなんでもないし、
カメラですべてが見えるわけでもないから
どちらにせよ見に行く気がするし、
泣いていれば聞こえるし。


ベビーベッドで赤ちゃんが寝ているときに
眺められて、音楽も鳴ったりするメリー(mobile bébé)は、
生まれてすぐは、見えないし、
そんなに活躍しないですが、
入眠儀式の一環で使うとよさそうだし、
脳を刺激するのにもよい気がするし、
必須ではないものの、あったらいいアイテムかなぁと
思います。