パリで日本語が通じる産婦人科のお医者さんについてネットで検索すると
見つかるのが、ブローニュのパトリック ドウェイブ先生です。

結構お年も召していらっしゃるので、物腰はやわらかく、優しくて話しやすい先生です。

そして、先生の経験上、必要だと思うポイントをおさえてお話しくださる印象です。
きわめて適切にお話しくださると思います。

さらさらとポイントを絞ってテンポよく説明されるので、
あまりのらりくらりと患者さんの話を聞きながらというスタイルではないです。

なので、自分で個人的に気になっていることがある場合には、
あらかじめポイントをまとめておいて、サクサクッと先生に質問できる
ようにしていったほうがよいと思います。

そのうえで、質問にはきちんと答えてくださいますし、ちゃんと診てくださいます。

あんまりグダグダと神経質な心配を相談されても、先生は医者として、プロとして、
こうしたほうがいいという判断があって、それ以上はどうとも言えないし、
自分で決めてちょうだい、という風にはお考えなのかな、私は勝手に推察しています。

患者さんの情緒的なものにはそこまで付き合えないというか。

でもそれは普通だと思う。
自分が医者だったとしても、そういうスタンスで仕事すると思う。

決して冷たいわけではないです。
ジョークも交えてお話ししてくださいますし、親しみやすい先生です。

信頼できる先生だと思います。

私にとっては、感覚がまともな先生です。

受けたい医療にこだわりがあって、自分主導でいろいろと方向性を決めて、
それに付き合ってくれる先生を希望する人とか、心配性、神経質で、あれもこれも
とことん検査しないと気が済まない人とかは、合わない可能性はあるかも。

ちなみに、先生は一時期病気で休まれたことがあったそうで、
私も人づてに聞いた話だし、ネット上で病名を書くなんてできませんが、
私が聞いた病名は、誰が聞いても命にかかわる大病。
よく回復されたなぁという感じ。
けど今ああやって元気になられたということは、基本的には大丈夫なんじゃないだろうか。

以上、私の偏見にまみれているかもしれない私見をつらつらと書き、
失礼をいたしました。



先生の診察所の所在地はこちら。
65bis, Avenue Victor Hugo 92100 Boulogne-Billancourt

最寄駅は9番線の Marcel sambat。
駅から10分弱ぐらい歩くかな。
バスもありますね。

番地65bisの建物は、番地65の建物の隣にあります。

ヴィクトル ユーゴー という名前の通りはパリにたくさんあるようで、
シャンゼリゼにある通りじゃないから間違えないでねと初診時に言われました。

デジコードは不要で、先生のお名前のインターホンを押すと、
ブーッと音がしてすぐ開錠してくださるので、中に入って階段を上ります。
たしかフランス式の1Fです。

先生のお部屋の玄関入って突き当りに待合室の扉があるので、その中で待っていると、
隣室から先生が呼びに来てくださいます。

予約は電話で。番号は以下。
01 46 03 37 24

午前中は先生は診察していらっしゃらないので、留守電になったと思います。
先生が電話に出られるので日本語でOK。
あと、週に一度、水曜日だったか木曜日だったかは別の病院に
勤務していらっしゃって、不在です。

診察料は一回70ユーロ。
セキュリテソーシャルから返金はしてもらえますが、いくらか返金かは覚えてません。ごめんなさい。
私はムチュエルにも入っている状態で、トータル63ユーロぐらい返金されていると思いますたしか。

支払いは、クレジットカードは使えません。
小切手は使えたかどうかちょっと覚えてないので、予約のときに先生に確認してください。
私はいつも現金で払ってしまっています。

一回70ユーロは、私のフランス人の義母に言わせると高い(彼女の産婦人科医は
一回45ユーロだとか。ただ、地方です)。私が軽く調べたところでは平均的でした。
よくわかりませんが、もっと安いところもあるんでしょう。

ちなみに、領収書は紙でいただく必要はなくて、
先生のほうでセキュリテソーシャルに送ってくださるので(おそらくパソコン上で)、
自動的に返金されるはずです。

初診時にそんな説明がありました。