フランス生活お役立ちメモ

カテゴリ: 身体のケア(病院、薬、化粧品、保健衛生)

私は昔からアトピー持ちで、
ときどき再発してます。

私は、手や首、頭、目の周り、口の周りに出ます。

アトピーもどうやら腸内環境が大切らしいと思うのですが、
食事制限もそんなに続ける気にならず。

で、たまに再発してて、フランスに来ても再発したので、
病院に行きました。

フランスでは、自分の主治医を決めて登録して、何科を受診する際も、
まずは自分の主治医に行き、そこから紹介してもらって
行きたい科に行きます。そうしないと高くついたりする。
例外はありますが。

主治医はジェネラリストというタイプのお医者さんにお願いして
なってもらいます。
基本的な疾患を広く浅く取り扱うお医者さんというイメージです。私は。

アトピーの治療は、私の場合、ジェネラリストのお医者さんの
対応だけで事足りました。

このクリームを処方していただいて、
これがとても効きました。
IMG_8927
ステロイド剤かもしれません。
すごく効きます。

正直、アトピー治療でこれほど効く薬は初めて。

ステロイド剤を使うときは、痒みが消えたからと言ってすぐにやめて、
また痒くなったら塗るというのを繰り返していると、ちゃんと治らずに
長引きます。

肌が本当に正常になるまで、毎日決まったときにちゃんと塗り続ける
のが大切なポイントです。お風呂上りとか、寝る前とか。

この薬はお医者さんに処方箋をもらって買う必要があると思います。
2本目が欲しかったので処方箋をもらわずにファーマシーで買ったのですが、
3本目はまた処方箋がないと買えないとその時に言われました。

今のところ3本目は不要で買っていませんが。

あと、目とか、口のまわりはこれを使ってはダメと書いてあります。

けど、別のジェネラリストの人に、目や口用の薬はないといわれたので
(なんとなく本当はあると思うけど。。。)、
すこーしだけ、うすーく塗って使ってしまっています。私は。

副作用についてはよく覚えていませんが、
なんだかあったと思います。
個人的にはそんなにきにすることもないかと思った記憶のみありますが。

で、もう一つ、毎日の肌ケアについて。

アトピー治療のポイントは、
肌が完全に正常なものに生まれ変わるまで、
薬や保湿で痒みを抑え、
なるべく刺激を減らして、
掻いたりしない時間を長くして辛抱強く待つことだと思います。

で、薬は上記のものがおすすめですが、
毎日使うボディソープやクリームも、
悪い刺激を与えないために、気を付けた方がいいです。

ビジネスホテルとかで、適当なアイテムを
大丈夫かなと思って使うと突然悪化します。

お医者さんにお勧めされたのが以下のアイテム。
IMG_8926

左がボディクリームで右がソープです。

ファーマシーで買えます。値段はよく覚えていないですが、
どちらも1ボトル8ユーロぐらいかな?もう少し高いかも?
店によって結構値段が変わります。
Citypharmaとか、安い店でまとめ買いするのが理想的かも。

右のソープは刺激が少なくて、顔にもボディにも使えます。
とっても使い心地がいいです。

右のクリームは、実は、これとは別に
本当にアトピーの人用のバージョンがあり、お医者さんにはそちらを
お勧めされました。

本当にアトピーがひどい人はそちらを使った方がいいかも?

ただ、結構高いので、私はこれを使っちゃってます。
これも、顔にも使えます。

よって、私の肌ケアはいたってシンプルになりました。
日本にいたときと比べて。

気を付けた方がいいのは、
同じラインのものはパッケージがすごく似通っています。

間違ったものを買ってしまいそうになるので、
よく文字を確認して買った方がいいです。

ちなみに私は頭にもアトピーが出るのですが、
シャンプーはMelvitaというビオブランドのものを使っています。

大きいボトルで14ユーロぐらいでモノプリで買えるのがあります。
実はそのシャンプー、身体にも使えます。

直営店に行くと、もう少し高いです。

あとは、ゴム手袋とかもラテックスという素材が
入っていないものをお医者さんにはお勧めされました。

けど、これは私は特に気を付けなくても大丈夫でした。

うろ覚えですが、もしかしたら最初飲み薬でかゆみ止めに
ヒスタミン剤をもらったかもしれません。




























私は歯がけっこうボロボロでして。
虫歯がすごく出来やすい体質な上に、
子どもの頃と、社会人で忙しすぎた時代に、
ケアを怠っていたので神経も結構取ってしまっているし、
根幹治療も慣れちゃったぐらいなもんです。
悲しいことに。

で、フランスに来て、歯磨きはそれなりに頑張りつつ、
だましだまし?過ごしていたのですが、
詰め物が取れてしまって、
こうなっては歯医者に行くより仕方ないですよね。

しかも、痛い歯も出てきて、舌で触ると穴が出来ているみたい。
虫歯だ!

これはもう、絶対に歯医者に行くより仕方ない。

で、治療に通ったのが、
16区にある、ジャン ポール ミュラー歯科医院です。

奥様が日本人で、フランス語が出来ない患者さんには、
治療時に同伴してくださり、必要に応じて通訳してくださいます。

先生も少し日本語を話されます。

計6回ぐらい通ったかな?

まだまだ本当は、メンテナンスしたい歯があるのですが、
土曜日はやっていらっしゃらないので、
今の自分のスケジュール的に行くのが厳しい。。。
残念!

もちろん、行く前にはいろいろネットで評判は調べました。

おおむね評判もよくて、金額も大丈夫そうと思っていくことに
決めたのですが、
掲示板のジジモ パリ には、「もう二度と行かない!」なんて
書いている人がいました。
自分の感で、それでもなんとなく良さそうと思い行くことにしたものの、
はじめは若干心配しながら行きました。
治療を終えた今、私から言わせてもらうと、

ジジモ パリに 悪く書いた方!
あなた間違ってる!!

(実際間違った情報です。アメリカ製の既成の銀歯を入れられた
と書いてますが、それは、最終的な銀歯を入れるまでの
仮の歯として、ですよ。私も入れていただきましたが。

治療途中の期間のためだけなのに、最終的なものかと思うほど、
丁寧にしてくださっているわけです。
勘違いして怒ってた方は、仮の歯を入れられたまま終了したと思って
通うのやめちゃったのかしら??
最終的なものは、もちろん型とって作ります。
型を取るのも、削ったすぐ後ではなくて、削ったことによる炎症が
治まってからと時間を置いて丁寧に治療してくださる先生です。
なんでも急ぎ足の日本では、そんな時間取らないことが多かった気がします。
多分そのためにも勘違いしたのかも。
その日に型取らなかったからこれで終わりと思っちゃったとか。
次の回に型取ります。)

本当に、ちゃんと仕事をしてくださる信頼できる先生です。

先生は大きくて、シロクマ先生って感じなのですが、
雰囲気は、先生が飼っている猫ちゃんみたいな感じで、
笑っていないときは、ちょっと表情が硬く見えるから、
勘違いする日本人が多いのかもしれない。

少しちゃんと話せばいい先生だとわかるはずです。

フランス語がわからないと気付きにくいですが、
実は先生、真顔でシュールな冗談を連発しています。

治療がおかしい!ありえないことされた!なんて言う日本人の方は、
100パーセント勘違いしているだけだと思います。
フランスの医者はとんでもないとか、先入観や思い込みを
もってこわごわ行くからそうなるんだと思うけれど。。。

安心してください。
とっても知識が豊富で、まじめで、ちゃんと治療してくださる先生です。

これまでいろいろな歯医者に通いまくっている私が言うので、
信じていただいていいと思います!

しかも、金額も良心的だと思います。

フランスで歯の治療となると、ムチュエルがないと
どうしてもある程度金額はしてしまうとは思いますが。

参考までに私の場合の治療費用です。
程度によって変わると思います。
毎年同じとも限らないし。あくまで一例として。

歯石取りは40ユーロ、
詰め物が取れて、調整して再度入れてもらうのが70ユーロ、
軽い虫歯を治すのが、いくらだったかな、、、、一本40ユーロだったかな。
虫歯は程度にもよるんだろうと思います。
以上は、その日一回で治療が終わります。

以下は、3回ぐらい通うのが必要だったもの。
歯をすべて覆う銀歯を新たに作り、
入れてもらうのが、350ユーロくらい。
銀歯ではなく、白いセラミックにしたい場合は、700ユーロぐらい。
虫歯の治療は、別途治療費が必要だったかもです。

ここから、セキュリテソーシャル、またはムチュエルから
払い戻しがされます。

私の場合は、旦那が結構いいムチュエルに入っていて
家族である私にも適用されるので、
ほぼすべてがカバーされ、お金が全額返ってきました。

ほぼ、というのは、詰め物を再度くっつけた治療費は
どうだったかちょっと記憶にありません。
心配であれば、事前に確認されてください。

治療費払い戻しの申請は自分でする必要があります。
セキュリテソーシャルへの申請は、病院によってはして
くれるところもあるように思いますが(ムチュエルも種類によってはそう?)、
ジャンポール先生のところは、セキュリテソーシャル、ムチュエル
ともに、いただいた領収証を自分で送って申請する必要があります。

支払いは、現金でもチェックでも、カードでも可でした。

詰め物を作るのは、作る前に見積もりをくださいました。

さすが16区。
とっても素敵な建物の中にあります。

メトロ9番線のrue de la pompeから歩いて5分ぐらい。

他の人と被ることはなく、一対一で治療していただけます。
歯科衛生士とか補助の方はいませんが、
その分、日本でよくあるみたいに、先生が
他の人の対応を行ったり来たりするのを待つとかいう必要はありません。

補助の人がいない分、歯を削るときに舌を抑える手が少ないので、
きょくりょく、力を抜いていないと危ないです。
私は、日本で補助の人が舌を抑えてくれるのをあたりまえにしていたので
先生に指摘されるまでわからなかったのですが、大切なポイントです。

実は歯医者さんのお仕事は、動き回る舌との格闘だそうです。
傷つけないように。
まぁ、ちょっと傷つくことは割とあるし、すぐ治りますが。

一時間に一人だったか、ちゃんとスケジューリングされているので、
私は、行って待ったことは一度もありません。
日本のいい先生のところで、どれだけ待ったことか。
毎回1時間ぐらい待ってたなぁ。

また、奥様が治療が終わると、
お茶やお菓子を用意してくださって、至れり尽くせりな歯医者さんです。

奥様がとっても社交的な方で、シャイな方でも安心してお話できます!

いつの間にかそれが楽しみになっていたりして。。。

奥様が笑顔で元気よくお話しながらお菓子を用意してくださる横で、
先生が真顔でC'est pas bien...
C'est pas bien...
 (だめだよだめだよ、新しい虫歯ができちゃうよ。)と
ぽつりぽつりと控えめにつぶやき、
それをまた完全にスルーして笑顔でお菓子を準備して下さる奥様、
という画が実に面白いという。
楽しい素敵なご夫婦です。

敷地に入るときは、門のところでインターフォンを押すと
返事があって、開けてくださいます。

建物に入るときは、2つドアを通ります。
一つ目は、ナンバーは押さずに、一番下の大きいボタンだけ
押せばアンロックされます。
二つ目のドアは、どういう仕組みかわかりませんが、
ドアの前に行くとアンロックされます(笑)。
開けてくださってるのかな。

日本式の2階、フランス式に言うと1階にあります。

帰り、建物を出るときは、
門の手前の右手にアンロックするボタンがついた
棒が立ってます。

以下基本情報です。

ジャン ポール ミュラー歯科医院
Dr Jean-Paul MULLER

日本語予約(奥様につながります)
01 42 67 75 15

フランス語予約(たぶんジャンポール先生につながる)
01 42 60 14 91

住所
78 av Henri-Martin
75116 PARIS

アクセス
メトロ : 9番線 rue de la pompe 下車
バス : 65番 Victor-Hugo, Henri-Martin


あ、詰め物が取れたらなるべく早く歯医者に行った方がいいです。
詰め物が取れた歯は、歯の柔らかいところが露出した
状態になっていて、とっても弱くなっていて、
急激に歯の状態が悪化してしまいます。

私は2か月ほど放置してしまって(ヴァカンス直前に取れたから。。。)、
時間もお金も(ムチュエルでまかなわれたけど)かかってしまいました。





















































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