フランス生活お役立ちメモ

タグ:妊婦検診

パリの日本語が通じる産婦人科医、ドウェイブ先生のところに行っていると、
先生が週に何日か仕事をされている、
Centre Hospitalier des quatre villes という産院(マタニテ)で
出産するという方も多いと思います。

その場合、妊娠期間の最後2回の検診は、マタニテでドウェイブ先生とあります。

今回は、私と同じく Centre Hospitalier des quatre villes で出産される方へ
向けて、検診の流れをお伝えする記事です。

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このマタニテは、RERのサン・クルー駅から目と鼻の先にあります。
歩いて3分ぐらいですかね。

ランデヴーの20分前に到着してねとランデヴーの紙
に書いてあります。

なぜなら、最初にケス(受付、会計)を通るときに時間がかかるから。

中に入ってまっすぐ進むと、左手にケス(受付、会計)の窓口が5つぐらい並んでいます。

右手に整理券を発行するマシンがあるので、
たしか上から2番目のボタンを押して整理券を取り、
自分の番号が電光掲示板に出るのを待ちます。

自分の順番が来たら、窓口で、
cart vital 、ランデヴーの予定が記載された紙を渡します。

受付が終わったら、産婦人科の待合室に行きます。
ドウェイブ先生が病院内の地図をくれるので、それを見ればいいですが、
廊下が実際には結構長いです。
廊下を歩いて右手に待合室があります。

待っていると、看護師さんが呼びに来てくれ、
簡単な質問と、血圧を測ります。

その後、先生の部屋の前へ案内されるか、待合室で再度待つように
言われるので、待っていると、先生が呼びに来てくれます。

帰りはケスに立ち寄る必要はありません。

cart vitalで支払いはなしです。
(セキュリテソーシャルに申請していれば、妊娠何か月か以降の
必要な医療の医療費は無料)

ケスの右手には、個室の事務所がありますが、
ここは、入院の手続きをします。

妊娠後期になったら、早めに手続きしておけば安心。
というのは、いつ早産とかで生まれるかわからないし、
そういうときにもう登録終わっていたら慌てなくていいということ。
(妊娠中に転んだと伝えたとき、先生がそうお勧めしてくれました)

整理券のマシンで、administration(だったと思う)を選んで待ちます。

ここで、自分の登録ナンバーが書かれた紙をもらうので、
これがあればいつでも入院できるとのこと。

が、私たちは出産時、この紙を持っていくのを忘れちゃったんですけど、
それでも大丈夫でした。看護婦さんが確認してくれて。

この病院は、2人部屋と1人部屋があって、どちらが希望かをこの登録の際に
伝えます。
ムチュエルがあれば1人部屋でも費用がまかなわれる可能性ありです。
確認をしたうえで後日どちらが希望かを伝えてもOK。

話は変わりますが、お腹がすいたらケスの向かいにあるカフェテリアへ。
ホットサンドウィッチがお勧めです。
近くに一つブーランジュリーもあり、そこのハンバーガーとかも
悪くはなかったけど、坂を上り下りするのが何気に妊婦にはきついし、
味もそこまで美味しくない。
病院のカフェテリアのホットサンドの方が私は好きでした!

スーパーは、病院の近くにひとつフランプリがあります。

駐車場は、病院の向かいに有料のパーキングがあって、
そこはいったん料金を払えば一日駐車できました。

他の路上のパーキングは、二時間おきに再度入金が必要。
最近パリではスマホを使って離れたところから入金できますが、
この病院周辺はそれが使えず。
なので、出産時、入院時は先述の病院の向かいにある有料パーキング
が結局は重宝しました。

まとまりがあまりない情報ですが、今回はこんなところで!


出産するまでブログを放置してましたが、
誰かの役に立てるかもしれないので、ざくっとフランスの出産のあれこれを
書いていきたいと思います!


さて、初診後の定期健診では、
内診と体重検査、血圧検査、
適宜検査の案内、エコグラフィーの案内。
こんなところでした。

特に困ることもないかもしれません。

回数ですが、日本に比べたら、たぶん少ない?

だいたい一か月に一回だったと思います。

トキソプラズマの抗体を持っていない人は、
毎月トキソプラズマの血液検査はしないといけないので、
毎月の妊婦検診の際にその処方箋(ordonnance)をもらって、
翌日以降に、住んでいるコミューンのラボラトワールに行き、
血液検査を受けます。

その時々で、血糖値の検査が加わったりします。

ちなみに、血糖値チェックのための血液検査の日は、
12時間前から飲み食い禁止だったりします。

私は知らずにラボラトワールを訪れて、

「朝ごはん食べてないですよね?」
「食べました・・・。」
「じゃあ検査は明日ですね!」

となったことが2回ぐらいあるので、
処方箋をもらった際に、産婦人科の先生に、
飲食を避けてしないといけない検査が含まれているかどうか
聞いた方がいいかもしれません。

私は家からすごく近くにラボラトワールがあるので
まぁいいかという感じでしたが。

ちなみに検査の結果は、ネットで閲覧可能。
monresulta.frってサイトだったかな?
IDとPWをラボラトワールでもらってアクセスします。

自分でパスワードを変更した際は、自分で覚えておく必要あり。
毎回結果を見るためのID PW をもらえるのだけど、
これは初回にもらった情報がそのまま。
サイト上で自分で変更した情報は反映されておらず。

パスワードは3回間違えるとブロックされてしまうので、
そうなったらラボラトワールの人に言ってアンロックしてもらう必要があります。


内診はなんで毎回必要なの?と思いますが、
子宮口がちゃんと閉じているか、つまり、流産する兆候がないか
確かめているのだろうと思います。


エコグラフィーは、計3回のはずです。
特に問題がなければ。

私は、2回目のエコグラフィーのときだったかに、
胎児が小さいと言われて、追加で一か月後にもう一度エコグラフィーを取りました。

そんなに心配していないけど念のためということで。
そう言われてもけっこう心配しましたが。。。
結果、2回目と3回目のエコグラフィーを見比べて、
その成長の仕方を見て、問題ないといわれました。

実際、生まれてみたら早く生まれたのに、3000gありました。


エコグラフィーは先生の紹介で、ドウェイブ先生の診療所からも
歩いて行ける距離のところで。

先生が2人いるのかな?という気配がする診療所ですが
私はいつも女の先生。
正直、あんまり上手ではないのか、機械が古くなりつつあるのか、
あんまり上手に撮ってもらえずちょっと不満でした。
これのどこが顔なの?という画像しかもらえなかった。

機械の良し悪しなら仕方ないし別にいいのだけども、
いつも上手く撮れないのを赤ちゃんのせいにされたのでなんだかなと。
動きすぎ、動かないすぎ、いる場所が下すぎ、とか。

知り合いのフランス人2人の赤ちゃんたちのエコグラフィーを見せてもらったら、
私が撮ってもらったものよりいつもきれいに映っていたので。

けど、ドウェイブ先生的には、このエコグラフィストは信頼できるということだろうと思います。
エコグラフィストも本当に良し悪しがあるので、
他のところに適当に行くのはお勧めしないとのことでした。

不満で変えたかったのではなく、エコグラフィの時期に南仏滞在の
予定があり、滞在先で探して行っていいか尋ねたときそう言っていました。

それから、一回はドウェイブ先生のところで尿検査をしました。
フランスの尿検査は、
日本みたいに、尿を隠して提出できるようなシステムはなく。。。
そのまま先生やスタッフに容器を渡すのです。。。恥ずかしいですよね。
ただ、手渡しではなく、ここに置いて、と言われるので、
かごだったり、なんやかんや置く場所を指定されます。

容器に尿がついてる可能性もあるのに、
直接手に取ったらそのつど手を洗わないと不衛生ですもんね。

最後2回の妊婦検診は、マタニテ(産院)でのランデヴーになります。

やることはとくに変わらず。

先生のところとは違って、支払いはCart vitalを出せば払わずに済みます。
(後でセキュリテソーシャルから返金してもらうのではなく、そもそも出さなくて済む) 





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